大学院

中研究室

中 敬夫

Yukio NAKA

教授

専門分野
哲学

研究室概要

私の専攻は哲学、特にフランスやドイツを中心とした現象学という哲学の分野です。ライフワークは「自然の現象学」で、これまでに『メーヌ・ド・ビラン――受動性の経験の現象学』(2001年)、『自然の現象学――時間・空間の論理』(2004年)、『歴史と文化の根底へ』(2008年)、『行為と無為』(2011年)、『身体の生成』(2015年)、『他性と場所Ⅰ』(2017年)という六冊の著作を上梓してきました。最近はフィヒテや西田幾多郎の哲学を研究しており、近く『他性と場所Ⅱ』を公刊する予定です。

「無為自然」とか「自ずから然り」ということは、最も身近なものであるとともに、最も捉えがたいものでもありますね。それを哲学的に解明してゆきたいと思うのです。

中研究室では、しっかりとした哲学的土台に基づいて、美学や芸術論について研究してゆくことを目指しています。語学も含め、言葉が大切なことは言うまでもありませんが、言葉になりえないものについて言葉で思索してゆくことが、哲学の醍醐味でもあるのです。

博士前期課程

美術総合研究

美学・芸術哲学

主として院生各自のテーマに基づく文献講読や研究成果の発表および討議を通じて、フランスやドイツを中心とする美学・芸術哲学の専門的な知識や考え方を身につける。場合によっては邦語で書かれた文献(日本の美学・芸術哲学や翻訳書)も用いる。

  • 院生各自の修士論文のテーマに関する知識を習得する。
  • 美学・芸術哲学に関する専門的な考え方を身につける。
  • 論理的な思考能力や解釈力を高める。
  • 口頭ならびに文章による論理的な表現力を高める。

美術特別研究

美学特殊研究A・B

美学に関する仏語もしくは独語のテクストの原典講読を行い、美学に関する仏語もしくは独語の専門的な語学力を高めるとともに、美学に関する専門的な考え方を身につける。ただ外国語文献を訳すだけでなく、テクストの内容について討論し、理解力を深める。

  • 美学に関する仏語もしくは独語の専門的な語学力を高める。
  • 西洋美学の専門的な考え方を学ぶ。
  • 自らの論理的思考能力や解釈力を専門的に陶冶する。
  • 他者を交えて議論する能力を高める

博士後期課程

博士総合研究Ⅰ-Ⅲ
博士理論研究Ⅰ-Ⅱ