その他

客員教授

南 雄介 Yusuke MINAMI

1959年生まれ
キュレーター(近現代美術)

東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了(西洋美術史専攻)

東京都美術館学芸員、東京都現代美術館学芸員、国立新美術館主任研究員、学芸課長、副館長を経て、2017年4月から2021年3月まで愛知県美術館館長をつとめる。

2017年から4年間、愛知県美術館の館長をつとめましたが、その前は東京のいくつかの美術館で長らく学芸員として、日本の現代美術に関わる展覧会、そしてシュルレアリスムを中心とする欧米の20世紀美術を扱った展覧会を、主として企画・担当してきました。

キュレーターの仕事は、批評家、著述家、ドキュメンタリスト、展示デザイナー、編集者など、さまざまな要素を含んでいます。また、作家、所蔵家、観客、スポンサーなど、さまざまな立場の人たちの希望や利害を調整する必要もあります。限られた経験ではありますが、こうした仕事から得たことを、整理してみたいと思っています。

担当展覧会

  • 「中西夏之展 白く、強い、目前、へ」、東京都現代美術館、1997年
  • 「河原温 全体と部分 1965-1995」、東京都現代美術館、1998年
  • 「MOT Annual 1999ひそやかなラディカリズム」、東京都現代美術館、1999年
  • 「村上隆 召喚するかドアを開けるか回復するか全滅するか」、東京都現代美術館、2001年
  • 「横尾忠則 森羅万象」、東京都現代美術館、2002年
  • 「20世紀美術探検」。国立新美術館、2007年
  • 「アーティスト・ファイル2008」、国立新美術館、2008年
  • 「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」、国立新美術館、2008年
  • 「光 松本陽子/野口里佳」国立新美術館、2009年
  • 「マン・レイ展」、国立新美術館、2010年
  • 「シュルレアリスム展─パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による─」、国立新美術館、2011年
  • 「与えられた形象 辰野登恵子/柴田敏雄」、国立新美術館、2012年
  • 「アメリカン・ポップ・アート展」、国立新美術館、2013年
  • 「中村一美展」、国立新美術館、2014年
  • 「マグリット展」、国立新美術館、2015年
  • 「ダリ展」、国立新美術館、2016年
  • 「草間彌生 わが永遠の魂」展、国立新美術館、2017年
  • 「GENKYO 横尾忠則」展、愛知県美術館ほか、2021年-22年